性器ヘルペスの症状・治療まとめ

単純ヘルペスには2つの型があり、口元に出来るのを「口唇ヘルペス」、性器周辺に出来るのを「性器ヘルペス」と呼ばれています。時間はかかるけど自然治癒できる病気ですが、かゆみや痛みがあるので治療薬を使えば早めに治ってしまう病気でもあります。

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ヘルペスウイルスにはどんなタイプがあるの?

      2016/05/30

ヘルペスウイルスは人間に感染し、様々な症状を発症させます。発症する部位や症状が異なるのは、感染したヘルペスウイルスの種類が違うからです。単純ヘルペスウイルスにはHSV-1(単純ヘルペスウイルス1型)とHSV-2(単純ヘルペスウイルス2型)があります。

単純ヘルペスウイルス1型とは

HSV-1は患部の接触や食器・タオルの共有や口移しで感染し、口唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、ヘルペス性角膜炎を引き起こします。

主に夫婦や親子間での感染が多く、夫婦・親子間でキスをしたり口移しで食べ物を与えることが主な感染原因でになります。日本人の10人に1人が症状が出たことがあると言われるほど多くの患者やウイルスの保菌者がいます。

単純ヘルペスウイルス2型とは

HSV-2は主に性交渉中の皮膚の接触によって起こり、性器ヘルペスの原因となります。

オーラルセックスを行う人が増えているため、HSV-1によって性器ヘルペスが発症することもあります。
感染しても自覚症状がない場合が多いのですが、女性が感染したけれど気づかずに放置してしまうと、妊娠した場合に流産や早産の危険性が上がったり、出産時に産道感染してしまうことがあります。新生児の感染は死亡率が高いため、特に妊婦は早急に治療を行っておくことが重要になります。

帯状疱疹は水ぼうそうと同じウイルス

子供の頃に感染した人が多い水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で帯状疱疹も引き起こします。

身体に水疱ができるのが特徴で、帯状疱疹は身体の片側に帯状に水疱ができます。一度感染してしまうと二度は感染しないと言われていますが、まれに帯状疱疹を複数回発症してしまうケースもあります。

また、口唇ヘルペスと性器ヘルペスは再発率が高いと言われており、あまりにも頻繁に再発する場合には、治療薬を毎日少量ずつ服用することで、症状の発症を押させる治療法も行われています。

なりやすいウイルスは3種類

全部で8種類確認されていて、肺炎や発疹を引き起こす原因となっていますが、日本人になじみ深いのは、この3種類の感染によって引き起こされる口唇ヘルペス、性器ヘルペス、水痘・帯状疱疹ウイルス(帯状疱疹)です。

どのタイプも、一度感染して発症した際に治療を行って症状が改善したとしても、身体の中からすべて除去することは現在の医学では難しいと言われています。そのため、神経節の中に潜んでいて、人間の体力が落ちた時に活発に活動を始めて様々な症状が発症してしまう点は同じです。

潜んでいた場所により発症する場所が違ってくるので、三叉神経に潜んでいたものがヘルペス性角膜炎を引き起こしたり、身体の神経節に潜んでいたものが神経節に沿って身体の表面に現れるため、身体の片側にだけ症状が出るという特徴があります。